感染初期の診療ー急性感染検査外来ーについて

急性感染検査外来の休診のお知らせ

 大阪医療センター感染症内科で実施しております急性感染検査外来は、平成27年3月末日をもちまして、しばらく休診と致します。なお、再開は未定です。

 HIV感染が疑われる機会があり、2週間〜1ヶ月で発熱や著明な倦怠感などの症状があり、急性感染をご心配な方は感染症内科の外来(平日午前)を受診下さい。
保険診療のため匿名ではありませんのでご了承下さい。
紹介状を持参頂くほうがスムーズです。ご理解の程よろしくお願い致します。
再開が決まりましたら再度掲載致します。

大阪医療センター感染症内科

急性感染とは

HIV感染症の急性感染期とは、感染しておよそ2〜4週間で、保健所等で行われている通常のHIV検査では感染の有無がわからない時期を言います。この時期の多くの人でインフルエンザ様症状(発熱、頭痛、強い倦怠感、リンパ節腫脹など)が、数日から4週間ほど続く事がありますが、これらの症状は自然に治まります。また、急性感染期では、コンドームを使わない性行為などの感染リスクのある同じ行為でも感染力が強いとされています。

感染の可能性のある行為とは

HIVは感染している方の、男性なら血液や精液、女性なら血液や膣分泌液、母乳にいます。エイズ動向委員会の報告では、日本の感染者の多くが男性の同性間性的接触で、一部が異性間の性的接触による感染です。(詳細はエイズ動向委員会の報告をご覧下さい。
http://api-net.jfap.or.jp/status/index.html

現在では、ほとんどが性的接触による感染です。HIVを含む精液や膣分泌液などが性行為(アナルセックス、膣性交、オーラルセックスなど)によって性器、肛門、口などの粘膜と直接接触して感染を起こします。

結果が陰性の場合

もし結果が「陰性」であった場合、「HIVに感染していない」ことを示しています。

HIVに感染しても、血液検査ですぐに「HIV陽性」の結果がでるわけではなく、ある程度時間がかかります。今回のHIV検査では、より早くHIV感染の有無の確認ができるPCRという方法を用いていますが、感染してから検査が陽性になる時期には個人差も存在します。感染していないことを確認する意味で、保健所等での3ヶ月以降の再検査をお勧めします。また、感染の可能性のある行為が繰り返しある場合には、検査を適宜、受検する事をお勧めします。

結果が陽性の場合

もし、結果が「陽性」であった場合、「あなたの体の中にHIVというウイルスがいる」ことを意味しています。

急性感染の場合、多くの方は症状が自然に治まりますが、治療を受けなければ次第に免疫能は低下し、エイズと呼ばれる状態になったり、中には急性感染の症状が重く出現したり、免疫能が急速に低下したりすることもありますので、医療機関を受診し、免疫能を調べる検査や、必要に応じてHIVの増殖や免疫不全の進行を抑える治療を受ける事をお勧めします。

当院への受診が可能ですし、他のHIV診療をしている病院の紹介も可能です。(受診には健康保険証が必要です)。

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