

| 商品名: | カレトラ配合内用液 |
|---|---|
| 一般名: | ロピナビル・リトナビル |
| 略称 : | LPV |


この薬は,冷蔵庫内(2~8℃)で保存する薬剤です。
冷蔵庫外に出す場合でも,カプセルが30℃以上になることを避けて下さい。
なお、旅行などに出かけて、冷蔵庫での保管が難しい場合、3ヶ月までの常温での保管については差し支えありません。
30℃、湿度60%の条件下で白色ポリエチレン瓶に入れた状態で3ヶ月までは安定であったとするデータがあります。
ただし、保管温度が30℃以上にならないよう注意して下さい。


中身だけ出してお飲みいただいても製剤的には問題ありませんが、中身は大変苦く、飲みづらいのでカプセル化しています。
カプセルをしばらく口の中に含み、カプセルのまわりが少し溶けてきたところで飲みこむと、のどにひっかからず楽に飲みこむことができます。
また、本剤はリキッドの製剤もあります。主治医にご相談下さい。


ソフトカプセルにアルコールは含まれていません。
リキッド1回分(成人の場合:5ml)で約2.1ml(ビール約42ml相当)のアルコールが含まれています。


お薬による胃への直接の刺激を避けるために、牛乳又はココアミルクとともに服用すると軽減することがあります。 また、多少なりとも脂肪分を含む食事をとると、直接の刺激が減って、比較的楽にお飲みいただけることがあるようです。


服用を続けていると徐々に薬に慣れてきて、吐き気がおさまる人もいます。 朝・夕の食後に牛乳又はココアミルクとともに服用すると比較的軽減しますが、それでも我慢できない場合は主治医にご相談ください。


朝の分の飲み忘れを思い出したら、気がついた時点で1回分を飲んでください。 ただし、夕方に飲む時間が近い場合は飲まないで、その後は指示された時間に飲んでください。 絶対に、朝・夕の2回分を一度に飲んではいけません。


その日の夕の分は飲まずに、翌日の朝の分からいつも通りお飲み下さい。


この薬は食後に服用しないと吸収が悪いので「食後服用」としています。
一緒に食べてはいけない食べ物は特にありません。
飲み物では100%のグレープフルーツジュースが吸収に影響を及ぼすとの報告が類薬にありますので避けてください。カレトラでのデータはありません。
また、セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort)含有健康食品との併用にご注意下さい。
その他の健康食品との相互作用については、医師・薬剤師にご相談下さい。


お茶と一緒に飲んでいただいてもかまいません。
飲み物として、100%のグレープフルーツジュースは、類薬で吸収に影響があるとの報告がありますので避けて下さい。
炭酸飲料は薬の吸収には問題ありませんが、後味がよくないため避けていただいた方が無難でしょう。


もどした直後の服用は避けましょう。気分が戻ったら、服用する努力をして下さい。
制吐作用のある薬剤の併用で吐き気がましになることもあります。
吐き気がひどいときは主治医にご相談下さい。


グレープフルーツに多く含まれる物質が、類薬であるSQVの代謝酵素の活性を阻害するため、SQVの血中濃度が約1.5倍高くなりますが、有効率を大幅に上昇させるとか、副作用の発現を大幅に上昇させるものではなく、服用上特に問題はないと思われます。
本薬も念のため100%ジュースでの服用は、避けた方が望ましいと思われます。
グレープフルーツジュース以外の飲み物であれば大丈夫でしょう。


とくに影響はありません。


カレトラカプセルにはアルコールは含まれていません。
カレトラ配合内用液にはアルコールが含まれています。
カレトラ配合内用液にアルコールが入っているのは、薬の成分がアルコールに溶けやすからであって、お酒と一緒に飲んでも薬の効き目を高める効果はありませんし、低下させる効果もありませんが、原則として、薬をお酒で服用することは控えてください。


この薬は食後に服用しないと吸収が悪くなること、脂肪摂取が多いと吸収が良いので「食後服用」としています。
脂肪量が中等度の食事(500~682Kcal,22.7~25.1%は脂肪由来)の後に、本剤3カプセルを単回投与した場合、空腹時に比べロピナビルのAUC(血中薬物濃度下面積)が48%,Cmax(最高血中濃度)が23%上昇したとの報告があります。
また、高脂肪食(872Kcal,55.8%が脂肪由来)の摂取後に本剤を投与すると、空腹時に比べロピナビルのAUCが97%,Cmaxが43%上昇したとの報告があります。
この結果から本剤は食後に服用していただくことが適切であるとされています。
しかし、吸収を良くしようと、たくさん食べればいいという訳ではありません。
牛乳だけで済ませた場合の吸収についてのデータは、現在のところありません。
食事のバランスを考えて、軽くても食事はきちんと取りましょう。


空腹時の服用は、食後の服用に比べ、薬の吸収が低下します。
また、空腹時に服用すると胃腸症状(悪心、嘔吐など)が出やすくなりますので、できるだけ食後に服用することをおすすめします。
なお、脂肪の多い食事をすると、本薬の吸収はよいのですが、そのための特別な食事内容や食べる量を考慮する必要はありません。


多くの場合、発疹は服用開始後7日目から14日目の間に現れます。
本剤による発疹は、重症化するケースもあります。発疹を認めた場合は、すみやかに主治医にご相談ください。


持ち歩きに際して、30℃以下の条件で、カレトラソフトカプセルは3ヶ月、カレトラ配合内用液は6週間程度であれば問題ありません。
安定性試験では、両薬ともー15℃から30℃で3日サイクルで2週間保存するとき、安定であることを確認しています。


カプセルをしばらく口の中に含み、カプセルのまわりが少し溶けてきたところで飲みこむと、のどにひっかからず楽に飲みこむことができます。
また、薬を飲む前に水を少し飲むと嚥下(飲み込み運動)の練習になり、薬が飲みこみやすくなるようです。
のどに引っかからないように、一度に何個も口に入れず、1つ1つゆっくり飲むようにしてくさい。


カレトラはSt.John's Wort(セントジョーンズワート:セイヨウオトギリソウ)含有食品との併用に注意することとされています。
他の健康食品との相互作用については、医師・薬剤師にご相談下さい。
また、本剤は制酸剤との併用により胃のpHが上昇し、本剤の吸収が抑制され、効果が得られにくくなるおそれがあります。
制酸作用のある胃薬を飲むときには、本剤服用の1時間前または1時間後に服用してください。
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