VII抗HIV薬の作用機序と薬物動態

2.抗HIV薬の投与量・投与方法

 抗HIV薬は単剤投与を行わず、3剤以上の併用療法が原則である(例外:母子感染予防の際のジドブジン投与など)。表VII-1-1からVII-1-5に示した用法・用量は成人に併用療法を行う際の標準的なものであるが、腎機能障害・肝機能障害のある場合には減量が必要となる場合がある。プロテアーゼ阻害剤2剤あるいはプロテアーゼ阻害剤と非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤の併用を行う場合、組合せによっては相互作用のため投与量の調節が必要となる。特にrtvは他のプロテアーゼ阻害剤の代謝を遅らせる作用が強く、rtvを併用する事によりプロテアーゼ阻害剤の1日1回または2回投与が可能となる。標準的な経口剤以外に、薬剤によっては液状製剤があり、小児への投与の際や意識障害時の経管投与にも有用である。本邦で承認されている液剤はrtvとLPV/r合剤の2剤である。治療上これ以外の液状製剤が必要な場合には、ジドブジン注射薬およびシロップ、ラミブジン液剤、アバカビル液剤、アンプレナビル液剤、ネビラピン液剤が、厚生労働省エイズ治療薬研究班(https://labo-med.tokyo-med.ac.jp/aidsdrugmhlw/portal)から入手可能である。

表VII-1-1 抗HIV薬の用法・用量(NRTI)

逆転写酵素阻害剤

ヌクレオシド系

レトロビル
商品名 レトロビル
一般名 ジドブジン
略名 ZDV
AZT
  GSYJUと書かれた白いカプセル
含有量 100mg
用法・用量 500~600mgを2~6回に分けて投与
食事の影響 なし
生物学的利用率 60%
血漿中半減期 1.1h
細胞内半減期 7h
CYPへの影響 なし
備考

「重度」腎障害(Ccr<15mL/min)の場合、または透析実施後に投与する場合:100mg1日3回または300mg1日1回

エピビル
商品名 エピビル
一般名 ラミブジン
略名 3TC
 
GX CJ7と書かれた白い菱形の錠剤 GX EJ7と書かれた灰色の菱形の錠剤
含有量 150mg
300mg
用法・用量 300mg/分1または300mg/分2
食事の影響 なし
生物学的利用率 86%
血漿中半減期 5-7h
細胞内半減期 18-22h
CYPへの影響 なし
備考

Ccr(mL/min)30-49:150mgを24時間ごと、15-29:150mgを1回その後100mgを24時間ごと、5-14:150mgを1回その後50mgを24時間ごと、<5:50mgを1回その後25mgを24時間ごと、透析日に投与する場合は透析後投与

エムトリバ
商品名 エムトリバ
一般名 エムトリシタビン
略名 FTC
  200mg GILEADと書かれた青色と白色の二色のカプセル
含有量 200mg
用法・用量 200mg/分1
食事の影響 なし
生物学的利用率 92%
血漿中半減期 10h
細胞内半減期 >20h
CYPへの影響 なし
備考

Ccr(mL/min)30-49:200mgを2日に1回、15-29:200mgを3日に1回、<15:200mgを4日に1回、透析日に投与する場合は透析後投与

ザイアジェン
商品名 ザイアジェン
一般名 アバカビル硫酸塩
略名 ABC
  GX 623と書かれたオレンジ色の錠剤
含有量 300mg
用法・用量 600mg/分2
食事の影響 なし
生物学的利用率 83%
血漿中半減期 1.5h
細胞内半減期 12-26h
CYPへの影響 なし
備考

腎機能障害の場合:用量調節は不要

コンビビル
商品名 コンビビル
一般名 ジドブジン+ラミブジン
略名 COM
  GX FC3と書かれた白色の錠剤
含有量 ZDV 300mg
3TC 150mg
用法・用量 2錠/分2
食事の影響 なし
生物学的利用率 -
血漿中半減期 -
細胞内半減期 -
CYPへの影響 なし
備考

Ccr<50mL/min:推奨しない

エプジコム
商品名 エプジコム
一般名 アバカビル+ラミブジン
略名 EZC
  GS FC2と書かれたオレンジ色の錠剤
含有量 ABC 600mg
3TC 300mg
用法・用量 1錠/分1
食事の影響 なし
生物学的利用率 -
血漿中半減期 -
細胞内半減期 -
CYPへの影響 なし
備考

Ccr<50mL/min:推奨しない

ヌクレオチド系

ビリアード
商品名 ビリアード
一般名 テノホビルジソプロキシルフマル酸塩
略名 TDF
  GILEAD 4331と書かれた青色の錠剤
含有量 300mg
用法・用量 300mg/分1
食事の影響 なし
生物学的利用率 空腹時25%
高脂肪食摂取時39%
血漿中半減期 17h
細胞内半減期 >60h
CYPへの影響 なし
備考

Ccr(mL/min)30-49:300mg48時間ごと、10-29:300mg週2回、末期腎疾患:300mg7日ごと、透析日に投与する場合は透析後投与

ツルバダ
商品名 ツルバダ
一般名 テノホビルジソプロキシルフマル酸塩+エムトリシタビン
略名 TVD
  GILEADと書かれた青色の錠剤
含有量 TDF 300mg
FTC 200mg
用法・用量 1錠/分1
食事の影響 なし
生物学的利用率 -
血漿中半減期 -
細胞内半減期 -
CYPへの影響 なし
備考

Ccr(mL/min)30-49:1錠48時間ごと、<30:推奨しない

デシコビ
商品名 デシコビ
一般名 テノホビルアラフェナミドフマル酸塩+エムトリシタビン
略名 DVY
  GSIと書かれた白色の錠剤LT
GSIと書かれた青色の錠剤HT
含有量 TAF 10mg/FTC 200mg
TAF 25mg/FTC 200mg
用法・用量 1錠/分1
食事の影響 なし
生物学的利用率 -
血漿中半減期 -
細胞内半減期 -
CYPへの影響 CYP3Aの基質
備考

リトナビル又はコビシスタットと併用する場合(LT錠); TAF 10mg/FTC 200mg

リトナビル又はコビシスタットと併用しない場合(HT錠); TAF 25mg/FTC 200mg

投与開始時;Ccr>30mL/min以上であることを確認

表VII-1-2 抗HIV薬の用法・用量(NNRTI)

逆転写酵素阻害剤

非ヌクレオシド系

ビラミューン
商品名 ビラミューン
一般名 ネビラピン
略名 NVP
  54 193と書かれた白色の錠剤
含有量 200mg
用法・用量 400mg/分2
食事の影響 なし
生物学的利用率 >90%
血漿中半減期 25-30h
細胞内半減期 -
CYPへの影響 CYP450の基質、3A誘導
備考

中等度の肝障害患者(Child-Pugh分類B)、重度の肝障害患者(Child-Pugh分類C)には本剤を投与しない。

ストックリン
商品名 ストックリン
一般名 エファビレンツ
略名 EFV
 
223と書かれた丸い薄ベージュ色の錠剤 225と書かれた黄色の錠剤
含有量 200mg(錠)
600mg(錠)
用法・用量 600mg/分1
食事の影響 なし
生物学的利用率 No Data
血漿中半減期 40-55h
細胞内半減期 -
CYPへの影響 CYP2B6、3A4で代謝
CYP3A4の誘導、阻害
備考

高脂肪食摂取後、本剤1200mgを単回投与したとき、bioavailabilityは50%上昇。

肝機能障害患者に対する推奨用量なし。慎重に投与。

インテレンス
商品名 インテレンス
一般名 エトラビリン
略名 ETR
  TMC125と書かれた白色の錠剤
含有量 100mg
用法・用量 400mg/分2
食事の影響 食後
生物学的利用率 -
血漿中半減期 41±20h
細胞内半減期 -
CYPへの影響 CYP3A4、2C9、2C19の基質
3A4の誘導
2C9、2C19の阻害
備考

本剤100mgを空腹時に経口投与したときの曝露量(AUClast)は食後投与に比較して51%減少。軽食後と標準食後の服用に薬剤の吸収の差はない。

Child-Pugh分類AまたはBの場合、用量調節不要。Child-Pugh分類Cの患者に関する検討は行われていない。

エジュラント
商品名 エジュラント
一般名 リルピビリン塩酸塩
略名 RPV
  TMCと書かれた丸い白色の錠剤
含有量 25mg
用法・用量 25mg/分1
食事の影響 食中・食直後
生物学的利用率 -
血漿中半減期 50h
細胞内半減期 -
CYPへの影響 CYP3A4の基質
備考

Child-Pugh分類AまたはBの場合、用量調節不要。Child-Pugh分類Cの患者に関する検討は行われていない。

表VII-1-3 抗HIV薬の用法・用量(PI)

プロテアーゼ阻害剤

ノービア
商品名 ノービア
一般名 リトナビル
略名 RTV
  aNKと書かれた白色の錠剤
含有量 100mg
用法・用量 1200mg/分2
食事の影響 食後
生物学的利用率 No Data
血漿中半減期 3-5h
代謝・排泄 糞中:86.4%
尿中:11.3%
CYPへの影響 CYP3A4>2D6の基質
強力な3A4、2D6の阻害作用あり
備考

平均的な食事(857kcal、カロリーの37%が脂肪由来)や高脂肪食(907kcal、カロリーの52%が脂肪由来)の摂取後にリトナビルの錠剤100mgを単回投与したところ、空腹時投与と比較してリトナビルのAUCとCmaxは平均20~23%低下した。

副作用を軽減するため、食後の服薬が望ましい。

肝機能障害患者に対する投与については他のPIの項を参照。

ビラセプト
商品名 ビラセプト
一般名 ネルフィナビルメシル酸塩
略名 NFV
  VIRACEPTと書かれた青色の錠剤
含有量 250mg
用法・用量 2500mg/分2
2250mg/分3
食事の影響 食後
生物学的利用率 20-80%
血漿中半減期 3.5-5h
代謝・排泄 糞中:78.2%
尿中:1.6%
CYPへの影響 CYP2C19、3A4の基質
備考

500mg空腹単回投与結果を食後単回投与と比較:Cmax51%に減少、AUC41%に減少。

軽度の肝機能障害がある場合は用量調節不要。中等度~高度な肝機能障害がある場合は投与しない。

レクシヴァ
商品名 レクシヴァ
一般名 ホスアンプレナビルカルシウム水和物
略名 FPV
  GXLL7と書かれたピンク色の錠剤
含有量 700mg
用法・用量 FPV1400mg+RTV200mg/分2
FPV1400mg+RTV200mg/分1
FPV1400mg+RTV100mg/分1
FPV2800mg/分2
食事の影響 なし
生物学的利用率 No Data
血漿中半減期 7.7h(APV)
代謝・排泄 糞中:75%
尿中:14.3%
(APV)
CYPへの影響 APVはCYP3A4の基質、阻害、誘導
備考

:PIの投与経験がある患者はFPV1400mg+RTV200mg/分2のみ適応

PIの投与経験がない患者

  • Child-Pugh分類の合計点数:5~9の場合は1400mg/分2
  • Child-Pugh分類の合計点数:10~15の場合は700mg/分2

に減量し、注意して投与すること。

PIの投与経験がない患者、若しくはPIの投与経験がある患者

  • Child-Pugh分類の合計点数:5~6の場合は1400mg/分2+RTV100mg/分1
  • Child-Pugh分類の合計点数:7~8の場合は900mg/分2+RTV100mg/分1
  • Child-Pugh分類の合計点数:10~15の場合は600mg/分2+RTV100mg/分1
カレトラ
商品名 カレトラ
一般名 ロピナビル/リトナビル
略名 LPV/RTV
  aKAと書かれたオレンジ色の錠剤
含有量 200mg/50mg
用法・用量 4錠/分2
4錠/分1
食事の影響 なし
生物学的利用率 No Data
血漿中半減期 5-6h
代謝・排泄 糞中:82.6%
尿中:10.4%
CYPへの影響 CYP3A4の阻害、基質
備考

本剤の単回投与における薬物動態を食後投与(高脂肪食、872kcal、56%が脂肪由来)と空腹時投与とで比較したところ、CmaxおよびAUCで有意差は認められなかった。

肝機能障害患者に対する推奨用量なし。慎重に投与。

レイアタッツ
商品名 レイアタッツ
一般名 硫酸アタザナビル
略名 ATV
 
BMS 200mg 3631と書かれた青色の錠剤 BMS 150mg 3624と書かれた青色と水色の錠剤
含有量 200mg
150mg
用法・用量 ATV300mg+RTV100mg/分1
ATV400mg/分1
食事の影響 食中
食直後
生物学的利用率 No Data
血漿中半減期 7h
代謝・排泄 糞中:79%
尿中:13%
CYPへの影響 CYP3A4の阻害、基質
備考

高脂肪食でAUCは35%増加

軽度~中等度の肝障害のある患者には、慎重投与。中等度の肝障害患者(Child-Pugh分類B)には、本剤の投与量を300mg/分1に減量を考慮。

重度の肝障害患者(Child-Pugh分類C)には本剤を投与しない。

肝機能障害のある患者にはRTVの併用を避けること。

プリジスタ・プリジスタナイーブ
商品名 プリジスタ プリジスタナイーブ
一般名 ダルナビルエタノール付加物
略名 DRV
 
600と書かれたオレンジ色の錠剤 800Mと書かれた茶色の錠剤
含有量 600mg 800mg
用法・用量 DRV1200mg+RTV200mg/分2 DRV800mg+RTV100mg/分1
食事の影響 食中
食直後
生物学的利用率 DRV600mg:37%
DRV600mg+RTV100mg:82%
血漿中半減期 15h
(RTV併用時)
代謝・排泄 糞中:79.5%
尿中:13.9%
CYPへの影響 CYP3A4の阻害、基質
備考

DRV/RTV:400/100mgを食事と共に投与したときのDRVのCmax及びAUCは、空腹時投与と比較して約30%増加。検討した食事の範囲内(総カロリーは240~928Kcal)では、食事の内容によるDRVのCmax及びAUCに差はみられなかった。

軽度から中等度の肝機能障害がある場合は用量調節不要。高度な肝機能障害がある場合は投与しない。

プレジコビックス
商品名 プレジコビックス
一般名 ダルナビルエタノール付加物/コビシスタット
略名 PCX
  800と書かれたピンク色の錠剤
含有量 800mg/150mg
用法・用量 1錠/分1
食事の影響 食中
食直後
生物学的利用率 No Data
血漿中半減期 6.7h(DRV、単回投与時)
代謝・排泄 DRV;同上
cobi:
糞中:86.2%
尿中:8.2%
CYPへの影響 DRV; CYP3A4の阻害,基質
cobi; 3A 2D6の基質、阻害作用
備考

高脂肪食の食事と共に投与した結果、ダルナビルの曝露量(AUC)は、空腹時投与と比較して1.7倍増加し、コビシスタットの曝露量(AUC)は、空腹時投与と同程度であった。なお、ダルナビルの曝露量(AUC)には食事の内容による影響は認められなかった。

軽度及び中等度肝障害患者に本剤を投与するときには本剤の用量を調整する必要はないが、重度肝障害患者には慎重に投与

表VII-1-4 抗HIV薬の用法・用量(INSTI、CCR5阻害剤)

インテグラーゼ阻害剤

アイセントレス
商品名 アイセントレス
一般名 ラルテグラビルカリウム
略名 RAL
 
RAL400mg, 227と刻印ピンク色の錠剤 RAL600mg, 242と刻印した茶色の錠剤
含有量 400mg
600mg
用法・用量 800mg/分2
1200mg/分1
食事の影響 なし
生物学的利用率 No Data
血漿中半減期 ~9h
代謝・排泄 糞中:51%
尿中:32%
CYPへの影響 なし
備考

本剤400mgを高脂肪食摂取後に単回投与したところ、空腹時投与に比べて本剤のAUCは約19%増加した。高脂肪食摂取により 吸収速度は遅くなり、Cmaxは約34%減少したが、C12hrは8.5倍増加し、Tmaxは遅延した。

肝・腎機能障害のある患者に投与する場合、用量調節不要。

リファンピシンを併用する場合、日本の添付文書では併用注意。

(参考:DHHSガイドラインでは本剤を1600mg/分2に増量することが推奨されている)

テビケイ
商品名 テビケイ
一般名 ドルテグラビルナトリウム
略名 DTG
  SV 572と書かれた黄色の錠剤
含有量 50mg
用法・用量 50mg/分1
100mg/分2
食事の影響 なし
生物学的利用率 No Data
血漿中半減期 14~15h
代謝・排泄 UGT1A1(僅かにCYP3A)
糞中:53.1%
尿中:31.6%
CYPへの影響 影響なし、僅かにCYP3Aで代謝される
備考

低、中及び高脂肪食(それぞれ7%脂肪/300kcal、30%脂肪/600kcal及び53%脂肪/870kcal)を摂取後に本剤50mgを単回経口投与した場合、血漿中ドルテグラビルのAUC0-infは絶食下と比較してそれぞれ33、41及び66%増加し、Cmaxはそれぞれ46、52及び67%増加した。

未治療患者、インテグラーゼ阻害薬以外の抗HIV薬による治療経験のある患者:50mg/分1

インテグラーゼ阻害薬に対する耐性を有する患者:100mg/分2

Child-Pugh分類AまたはBの場合、用量調節不要。Child-Pugh分類Cの患者に関する検討は行われていない。

CCR5阻害剤

シーエルセントリ
商品名 シーエルセントリ
一般名 マラビロク
略名 MVC
  MVC 150と書かれた青色の錠剤
含有量 150mg
用法・用量 600mg/分2
食事の影響 なし
生物学的利用率 23-33%
血漿中半減期 14-18h
代謝・排泄 糞中:76%
尿中:20%
CYPへの影響 CYP3A4の基質
備考

MVCはCYP3A4とPgPの基質であり、併用する薬剤によって本剤の薬物動態が変化する可能性がある。CYP3A阻害剤又はCYP3A誘導剤と併用する場合、MVCの用量調整を行う。

本剤はin vitroにおいて、CYP3A4の活性を阻害・誘導せず、PgPを阻害する。

本剤300mgを高脂肪食と共に投与したとき、Cmax及びAUCは33%低下した。

Ccr<80mL/minの場合

  • 強力なCYP3A4阻害剤を併用しない場合:600mg分2
  • ホスアンプレナビル/リトナビル併用時:300mg分2
  • 強力なCYP3A4阻害剤を併用時:150mgを24時間毎
表VII-1-5 抗HIV薬の用法・用量(STR)

1日1回1錠剤

スタリビルド
商品名 スタリビルド
一般名 コビシスタット
+エルビテグラビル
+エムトリシタビン
+テノホビルジソプロキシルフマル酸塩
略名 STB
  GSIと書かれている緑色の錠剤
含有量 COBI 150mg
EVG 150mg
FTC 200mg
TDF 300mg
用法・用量 1錠/分1
食事の影響 食後
生物学的利用率 -
血漿中半減期 -
代謝・排泄 -
CYPへの影響 EVG CYP3Aの基質、2C9に対する弱い誘導作用
COBI 3A 2D6の基質、阻害作用
備考

投与開始時;Ccr>70mL/min以上であることを確認。

投与開始後;Ccr<50mL/min未満に低下した場合は投与中止

コムプレラ
商品名 コムプレラ
一般名 リルピビリン塩酸塩
+エムトリシタビン
+テノホビルジソプロキシルフマル酸塩
略名 CMP
  GSIと書かれているピンク色の錠剤
含有量 RPV 25mg
TDF 300mg
FTC 200mg
用法・用量 1錠/分1
食事の影響 食中・食直後
生物学的利用率 各薬剤を参照
血漿中半減期 各薬剤を参照
代謝・排泄 各薬剤を参照
CYPへの影響 RPV CYP3A4の基質
備考

Ccr<50mL/min未満の場合は個別の製剤を用いる

リファブチンを併用する場合はリルピビリン製剤を1回25mg1日1回を併用

トリーメク
商品名 トリーメク
一般名 ドルテグラビルナトリウム
+アバカビル硫酸塩
+ラミブジン
略名 TRI
  572 Triと書かれている薄いピンク色の錠剤
含有量 ABC 600mg
3TC 300mg
DTG 50mg
用法・用量 1錠/分1
食事の影響 なし
生物学的利用率 各薬剤を参照
血漿中半減期 各薬剤を参照
代謝・排泄 各薬剤を参照
CYPへの影響 CYP3Aの基質(僅か)
備考

Ccr<50mL/min未満の場合は個別の製剤を用いる

エファビレンツ、ホスアンプレナビル/リトナビル、 リファンピシンを併用する場合はドルテグラビル製剤を本剤投与12時間後に1回50mg1日1回を併用

ゲンボイヤ
商品名 ゲンボイヤ
一般名 コビシスタット
+エルビテグラビル
+エムトリシタビン
+テノホビルアラフェナミドフマル酸塩
略名 GEN
  GSIと書かれている薄い緑色の錠剤
含有量 cobi 150mg
EVG 150mg
FTC 200mg
TAF 10mg
用法・用量 1錠/分1
食事の影響 食後
生物学的利用率 -
血漿中半減期 -
代謝・排泄 -
CYPへの影響 TAF;CYP3Aの基質
EVG;CYP3Aの基質、2C9に対する弱い誘導作用
cobi;3A 2D6の基質、阻害作用
備考

投与開始時;Ccr>30mL/min以上であることを確認。

投与開始後;Ccr<30mL/min未満に低下した場合は投与の中止を考慮

オデフシィ
商品名 オデフシィ
一般名 リルピビリン塩酸塩
+エムトリシタビン
+テノホビルアラフェナミドフマル酸塩
略名 ODF
  ODF, オデフシィの錠剤, GSIと刻印
含有量 RPV 25mg
TAF 25MG
FTC 200mg
用法・用量 1錠/分1
食事の影響 食後
生物学的利用率 各薬剤を参照
血漿中半減期 各薬剤を参照
代謝・排泄 各薬剤を参照
CYPへの影響 RPV CYP3A4の基質
備考

投与開始時;Ccr 30 mL/min以上であることを確認。

投与開始後;Ccr 30 mL/min未満に低下した場合は投与中止

ジャルカ
商品名 ジャルカ
一般名 リルピビリン塩酸塩
+ドルテグラビルナトリウム
略名 略名なし
  シャルカ錠, ピンク色の錠剤, SV J3Tと刻印
含有量 RPV 25mg
DTG 50mg
用法・用量 1錠/分1
食事の影響 食後
生物学的利用率 各薬剤を参照
血漿中半減期 各薬剤を参照
代謝・排泄 各薬剤を参照
CYPへの影響 RPV CYP3A4の基質
DTG CYP3Aの基質(僅か)
備考

リファブチン併用時を除き他の抗HIV薬と併用しない

リファブチン併用時にはリルピビリン製剤を併用する

ビクタルビ
商品名 ビクタルビ
一般名 ビクテグラビル
+エムトリシタビン +テノホビルアラフェナミドフマル酸塩
略名 BVY
  ビクタルビ錠, 茶色の錠剤, GSIと刻印
含有量 BIC 50mg
TAF 25mg
FTC 200mg
用法・用量 1錠/分1
食事の影響 なし
生物学的利用率
血漿中半減期
代謝・排泄
CYPへの影響 BIC CYP3AおよびUGT1A1の基質
備考

投与開始時;Ccr 30 mL/min以上であることを確認。

投与開始後;Ccr 30 mL/min未満に低下した場合は投与中止

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